iPhone の美しい質感を味わう愉しみ。
ガラスとメタルフレームによる滑らかな質感と美しいフォルムのiPhoneは、本来なら何も覆わずにそのまま使いたいところですが、傷や埃、さらには落下などのアクシデントを想定するとそうもいきません。専用スリーブとして上質な革で薄くコンパクトに仕上げたLim Phone Sleeveなら保護性も十分です。
有機的なラウンドタイプの形状は、革を二つ折りにして縫い合わせただけのような簡素で必要最小限の構造ですが、歴代のiPhoneに寄り添い最適化されてきました。着信時や音楽を聴いている時はそのままヘッドフォン側で切り替えや音量調整などが淀みなくでき、アプリなどの操作時はさっと引き出しiPhoneと掌の間に挟んでおけます。
快適な操作性を優先した必然のかたち。
iPhone本体側面のマナーモードスイッチの配置に合わせ、スリーブに入れた状態でこの操作がきちんとできる独自の形状。下部の開口部はぴったりフィットするiPhoneを下から押し上げ、スムーズな取り出しをサポートするとともに、隙間からはクリアな着信音も響きます。これらはいずれも理にかなったディティールであり、本体をしっかり保護しつつ操作性を優先した必然のかたちです。
音楽を聴く時は、上下逆向きで使用。
iPhoneはヘッドフォンジャックを兼ねた電源用のLightningコネクタが下部にあるので、音楽を聴く際は上下逆向きで使用します。音量調整や着信通話の切り替えはヘッドフォン側で行うシンプルな方法ですが操作性も良好です。また、AirPodsなどワイヤレスイヤフォンとの併用も快適でおすすめです。
独自の手法でより薄く、しなやかに。
Lim Phone Sleeveは限りなくコンパクトなデザインを旨としていますが、一般に革製品は薄く、軽く作ろうとすると、素材自体が伸びたり歪んだりで、なかなか形になりずらいものです。そこで革を0.5~0.7mmの薄さに漉き、表裏で配色になるよう貼り合わせた後にしっかり圧着するベタ貼りと呼ばれる手法を選択しました。外側にはナッパネビアのラフさを生かしつつ、内側には肌理が細かくなめらかな質感が特徴のヌメ革を貼り合わせることで、革自体に弾力性をもたせ薄くしなやかに仕上げています。
厳選した革、ナッパネビアは
霧が晴れるよう少しずつ擦れて
本来の色艶が表れてきます。
本製品はイタリアのトスカーナ地方で古来から伝わるバケッタ製法でなめし、天然素材のワックスを擦り込んだナッパネビア(ネビアはイタリア語で霧の意味)という革を使用しています。このワックス成分は自然なシボ感が特徴である革の表面に白く霧のように覆っていますが、使うにしたがって少しずつ擦れ、革本来の色艶が表れて濃くなってきます。革の色や表面のシボの具合、覆ってるワックスの表情などはそれぞれ違いがあり同じものはありません。
カラー表記について。
ナッパネビアのカラー表記はイタリア語の洒落た名称なのですが、少し解りづらいので追記します。
Nero:ネロ(イタリア語で黒)単なる黒というより炭や岩のような印象。
Castagno:カスターニョ(イタリア語で栗)まさしく表皮を剥いた栗の渋皮。
画像左側の濃くなっている部分が、経年熟成することでワックス成分が落ち色艶が増したイメージです。
Lim Phone Sleeve Nebbia 仕様
本体価格:8,800円〜9900円(税込み)機種によって異なります。
対応機種:iPhone 13 mini / 13 / 13 Pro / 12 mini / 12 / 12 Pro
13 Pro Max / 12 Pro Max
素 材 :牛革: Nappa Nebbia
イタリア産バケッタレザー
カラー :Nero (Black)
Castagno (Dark Brown)
(カッコ内:内側カラー)
サイズ :iPhone 13 mini / 12 mini 版
H.141mm x W.76mm x D.10mm
重さ 約20g( 個体差があります)
iPhone 13 / 13 Pro / 12 / 12 Pro 版
H.156mm x W.83mm x D.10mm
重さ 約23g( 個体差があります)
iPhone 13 Pro Max / 12 Pro Max 版
H.170mm x W.90mm x D.10mm
重さ 約25g( 個体差があります)
意匠製作:リシンク 日本製
素材違いのHavanaバージョンはこちら、Rugato バージョンはこちら